ABAP:SE11 テーブル作成時、注意点

SE11
テーブル作成時注意点                                                                              
①テーブル定義にcheck Tableの設定による、更新ビューで入力値のチェックが行われること。
②テーブル定義に検索ヘルプに関して、データ型、check Tableによる入力ヘルプのデータソースがつけられない場合、手動追加。役割として、
更新ビューにヘルプ機能利用可能になる
③SM30でメンテナンスしたい場合、メニューの「ユーティリティ」の
「テーブル更新ジェネレータ」を新規追加すること
   ■概要 
T-Code:SM30よりビュー経由でテーブルを更新をするための画面を作成するツールのこと。
主に、アドオンテーブルを登録した際に中身のデータをメンテナンスする目的で定義される。
SE16などから直接メンテナンスすることも可能だが、SE16との違いは、
システムユーザ以外がSE16を利用する運用を取る会社は多くなく、
対象のテーブル単位で権限やトランザクションコードを分ける目的で
定義する更新ビューにはロジックを埋め込むことができるため、
簡易メンテナンスツール+αとして利用するビューごとにCATTの使用も考慮すると、いったところ。
一般的なシステムでは、マスタやトランザクションデータのイレモノを作った場合は
メンテナンス用の画面もニコイチで作らざるを得ないのだが、簡単な設定で
メンテ画面が登録できるのはSAPの非常に良いところ。

■登録方法
T-Code:SE11などから対象を選択し、[ユーティリティ]メニューの
[テーブル更新ジェネレータ]に遷移すると実行可能であり、
これによりテーブル更新用画面(テーブル更新ダイアログ)が生成される。
ソースコードの修正も可能(例えば、登録/更新の共通情報を自動的に設定するロジック)
T-Code:SE54からの直接登録可能
■注意点
・テーブルの変更時 
テーブルの構造などを変更した場合、更新用画面と型/長さなどが一致しない場合は
ショートダンプが発生することがあるので注意が必要。また、出荷クラスを
変更しカスタマイズテーブル(移送対象)
<->マスターテーブル(移送対象外)を変更した場合、ジェネレータの移送に関する
指定(最下段のラジオボタン)の変更と再生成が必要なので注意。
・データのロックについて
このツールで作成したビューのアプリケーションロックの単位はテーブル単位となるため
ABAPでロックオブジェクトを利用したコーディングのように単一行や任意のブロックで
ロックする場合は利用できず、が良い。
別途アドオンしなければならない。そのため、複数の人間が同時に変更するようなデータ
を取り扱う目的には合わず、更新頻度が低く特定の部署やロールに属するメンバしか
更新しない場合に使用するの
・データの移送 
半ばカスタマイズ的な役割のテーブル&データについては、開発機で登録して移送する
運用が考えれるが、
SE54で登録する際、更新ダイアログ変更画面下部の「ダイアログ移送詳細」の
記録ルーチンを標準記録ルーチンとしておくこと。
④テーブル更新許可区分
N(照会/更新不許可)
更新ダイアログの作成や利用はできず、専用プログラムによるメンテナンスが前提。
ブランク(制限付で照会/更新を許可)
SE16での更新は不可。
X(照会/更新を許可)
SE16および更新ダイアログでのメンテが可能。
(アドオンテーブルの場合、データリカバリ必要な場合、これを選択。)
ドメインの役割                                                                                  
  ドメインは項目の技術属性を定義するものであり、項目のデータ型と長さを指定することで項目の値範囲を記述します。                                
①範囲値があ時
②金額、数値属性の定

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